昭雲工房のブログ記事
2015 09/06 12:51
「私の最高傑作は次回作だ!」はチャールズ・チャップリンの言葉です。 チャップリンは完全主義者で、常に向上を目指していたのが良くわかります。 彫刻を始めて三十数年、私も常にそう思ってきたし、そう思わなければ 向上はあり得ないのだと信じてきました。 長く彫刻をやっていると過去作が山のようにあります。 人手に渡ったものを含め、それらを見ると...
2015 09/06 12:51
「私の最高傑作は次回作だ!」はチャールズ・チャップリンの言葉です。 チャップリンは完全主義者で、常に向上を目指していたのが良くわかります。 彫刻を始めて三十数年、私も常にそう思ってきたし、そう思わなければ 向上はあり得ないのだと信じてきました。 長く彫刻をやっていると過去作が山のようにあります。 人手に渡ったものを含め、それらを見ると...
2015 09/05 11:41
IS(イスラミック・ステート)が貴重な歴史遺産を破壊しているとニュースが伝えています。 ユネスコの世界遺産であるバーミャンの磨崖仏は2001年にタリバンに破壊されてしまいました。 イスラム教の教えが偶像崇拝を厳しく禁じているからです。 私は仏像や日本の神様の像や版画を彫るのが仕事ですから、悲しくなってしまいます。 旧約聖書には「あなたは...
2015 08/25 09:04
ネットスラングに「祭り」とか「炎上」というのがあります。 NTT系の用語解説辞典によると・・・ インターネットの掲示板などで、特定の人が攻撃されて激しく盛り上がること。 たとえばブログに、反社会的なことや偏見に満ちた意見、 あるいは自分の犯罪行為を自慢するようなことを書くと、 非難のコメントが殺到して収集がつかなくなることがある。 こ...
2015 08/23 10:17
80年代にはある種の差別用語であった「オタク」が市民権を得て 今や日本語としてすっかり定着しました。 その続編というか最近になってよく目にするのが「ネトウヨ」です。 wikiでは「ネット右翼」というページになっています。 アンサイクロペディアの「ネットウヨ」のページも理解に役立ちます。 このように「ネトウヨ」はまだ同義語の中で主流の言葉...
2015 08/23 10:17
80年代にはある種の差別用語であった「オタク」が市民権を得て 今や日本語としてすっかり定着しました。 その続編というか最近になってよく目にするのが「ネトウヨ」です。 wikiでは「ネット右翼」というページになっています。 アンサイクロペディアの「ネットウヨ」のページも理解に役立ちます。 このように「ネトウヨ」はまだ同義語の中で主流の言葉...
2015 08/07 19:38
毎年の事もありますが、戦後70年の節目にテレビ、新聞など戦争の話が多くなっています。 生き残った戦争体験者は90歳を超えて、生存者はわずかになってきました。 私は1956年生れなので戦後11年に生まれています。もちろん戦争は知りません。 それでも私たちの世代は周りの大人から悲惨な戦争中や戦後の話を聞かされて育ちました。 昭和6年生まれの...
2015 08/02 21:35
父が旧制中学に入学したばかりの頃に、近くの村で殺人事件が起こりました。 凄惨な事件ですが、戦争の暗い時代に入る事によってあまり語られなくなりました。 ところが戦後になってその事件を元に小説を書いた人が現れます。 さらに30年ほど後にその小説が映画化されて大ヒットしました。 その後になって、事件の記録のようなノンフィクションが次々に出版さ...
2015 07/31 09:42
私の住む岡山県の東北部、奈義町に伝わる昔話に三穂太郎(さんぶたろう)という巨人の話があります。 京都まで三歩で歩いたとか、那岐山に腰かけたとかスケールの大きな話の盛りようです。 この話、じつは実在の人物から始まっているのが面白いところです。 菅原道真の子孫が美作に移り、国司など務めてこの地の一大勢力となったのです。 その菅原朝臣三穂太...
2015 07/28 20:35
リップサービスと言うか、話を盛るには作法があるようです。 適度な嘘や誇張は驚きや感動を大きくする効果があります。 嘘だと分かっていても、引き込まれるような盛り方があります。 逆に、真実なのにウソ臭い話も多くあります。 ずっと昔ですが、テレビで「ホラ話」をテーマにトークショーをやっていました。 「太平洋で8畳敷くらいのマンボウを見た」と釣...